ここではブランドキャリアでご紹介する正社員以外での雇用形態についてご説明いたします。 | ||||
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![]() 一般的には正社員が無期の雇用契約であることに対して、契約社員は有期の雇用契約であると捉えられています。 契約期間については、原則1年以内の契約期間を原則3年以内に延長することが可能とされています。(注1) 概ね1年毎の契約更新となり、3年が経過した場合に契約を解除するというケースは少なく、更新を継続していく企業が多いのが実情です。 また正社員への登用を前提としている企業も少なくありませんし、待遇面においても例えば賞与や退職金が正社員同様に支給されたり、業績によって更新時に大幅に賃金がUPする企業もあれば、逆にそうではない企業もあるといった具合に多様化しており、必ずしも正社員・契約社員との間での優劣があるとはいえません。 ですからあくまでも仕事に対しての、企業とあなた自身のスタンスをご確認することが望ましいと思われます。 注1 厚生労働大臣が定める基準に該当する専門的知識等を有する労働者とは、5年以内の労働契約期間を設定することが可能です。 ![]() 嘱託社員について法律上の明確な定義はありません。 正社員以外には契約社員、準社員、嘱託社員、非常勤、 臨時社員等、 様々な働き方があり、働き方の内容や呼び方については、企業が自由に定めているのが現状です。 以上の社員を総じて「契約社員」と呼んでいる会社もあります。 こうした働き方の共通点は、「正社員とは別の労働契約に基づいて働く労働者(=契約社員)」 ということです。 つまり、正社員は無期の雇用契約であることに対して、契約社員は有期の雇用契約が一般的です。 以上の契約社員の一つである嘱託社員は、 「定年後も引き続き勤める有期契約の労働者」という意味で使用されていることが多いようです。 その契約内容については、企業によって違いますので確認することが大切です。 ![]() 業務委託は、企業に雇用されるのではなく、あくまで対等の立場で仕事の依頼を受ける働き方です。どういった業務をいつまでにいくらで完了させるかなど、企業と事業主として個別に契約を結びます。 メリットは、得意分野の仕事を専門に行なえること。 契約内容に従って業務を完了することが大前提ですので、仕事の内容によっては在宅でできるなど、業務場所・時間などが比較的自由になります。 また実績が直接、収入につながるため、実力や努力によっては高収入も期待できます。 反面、デメリットは、会社に雇用される労働者ではなく独立した事業主なので、 労働基準法など労働者を保護するための法律外になること。 税金の申告や、社会保険の加入等も個人で行うことが一般的です。 業務委託の場合、どんな仕事をどんな料金でいつまでに完了させるかといった契約書の内容がすべてになりますので、仕事を始めるにあたって、契約内容はよく確かめ、契約を取り交わすようにしましょう。 |